三菱シーケンサにキーエンスKLリンクの組み合わせで、ハマりかけたので忘れないようにUPしとこ。今回、初めて三菱のA2SHCPUとキーエンスのKLリンクを組み合わせた。
AシリーズもKLリンクもよく使ってたけど、意外にもこの組み合わせは初めて。
KLリンクを使うときって、もっとIO点数の多いCPUで、省配線バンザーイで使うんだけど、
今回は、リンクのIO点数は少ないけど、長距離配線するからKLリンクで、ってことらしい。
そんな訳で、初めての組み合わせ。
三菱のAシリーズも、キーエンスのKLリンクも使い勝手はよく知ってるから。
マニュアルなんて見ないで、調整始めてたんだけど。。。
KLリンクの入力に割り当てたアドレスで何やらおかしな動きが出てきた。
何だか入力信号がチラついてる。
入力信号なんて何も入ってきてないのに。
入力端子も全部外しても入力信号がチラついてる。
試しに自己保持回路を作ってCPUに書き込んでみると
しっかり自己保持してるじゃん。。。なんじゃこりゃ??????
KLリンクの故障か?マスタユニットか?入力ユニットか?
設定が間違ってないか、もう一度確認するけど問題なし。
シーケンサのCPUを在庫のCPU(A2USHCPU)に換えると
ありゃりゃ?直った。CPUが駄目なのか?
じゃあ他のA2SHCPUに取り替えてみたら直るのかと思ったら、また同じ現象が発生した。。。
キーエンスの営業さんに相談してみても原因は分からず。。。
とりあえず、KLのユニットを交換してくれとのことで、代替えを送ってもらうことに。
でも、代替えが来てからじゃ間に合わないんだよなぁ。
何か、機器の故障じゃ無い気がする。根拠はないけどそんな気がする。
そんなこんなで、現場から一旦引き上げて、一緒に調整してたYさんと取説を見てたら
*CPUユニットに入出力制御切り換えスイッチがある機種では入出力制御切り換えスイッチを「リフレッシュ方式」に設定してください。「ダイレクト方式」に設定したときは誤動作することがあります。
KL−N20Aの取説 接続方法より
これだぁ!!!ちなみに、A1SHCPUとA2SHCPUはダイレクト方式が選択可能なのだ。
しかも、初期設定ではダイレクト方式になってる。
他のCPUの入出力制御方式は、すべてリフレッシュ方式。
速攻で、現場に戻って、CPU設定用のディップスイッチをリフレッシュ方式に切り換えたら直りました。
良かった〜。ちょっとドツボを覚悟しちゃったよ。
途中、CPUを交換して直ったのは、A2USHCPUがリフレッシュ方式だったから。
ただそんだけのこと。